我が道をゆくことの難しさ

ただいま絶賛修論執筆中です。
早く解放されたい。

大学卒業が近づいてきた今日この頃、また今更自分の人生について考えてます。
例えば、自分の人生が他の人の人生よりも面白い!と言えるとこってありますかね?
よく「人生経験」っていう言葉を使いますけど、どんなことをしたら「人生経験が豊富」と言えるのか。
留学や海外旅行?いろんな人とお付き合いすること?いろんなバイト(もしくはお仕事)をすること?

自分の人生は経験が豊富なのだろうか?

くだらない疑問ですね。
きっと人生経験が豊富=人間的にも魅力的、みたいなバイアスから抜け出せないのだと思います。
人と比べてもしょうがないことなのですが、自分はこれまでの人生で何をやってきたのか?と問われると、自信を持って言えることがなかなか思いつかず、なんとも悔しい思いに苛まれます。

結局は、経験が豊富であってもなくても、自分自身をきちんと認めてあげられる穏やかな人間が1番魅力的なんじゃなかろうか。
しかし、もはや魅力的な人間とはなんぞや。

人間はみんなどこかで、自分は特別なんじゃないかっていう気持ちがあると思う。
普通じゃなくて、何か特別な存在だと。
自分に何か苦手なことがあると「なぜ自分だけできないんだ!」と考えてしまったり、心のどこかで自分が世界の中心だと思ってたり。
でも本当は、「普通」な人の方が多いんですよね。

特別な存在である必要もないし、出来ない人間だからって誰かに底辺扱いされるわけでもないし。
なのにどうして、人は他人と比べて自分に甲乙つけたがるんだろう。
もちろん自分も然り。

自分自信を認めてあげられる凜とした人間になりたいものです。
わたしも「魅力的」な人間になれるのだろうか。