プライドとは。

自分を変えようと思い立ってから2年が経とうとしてますが、少しずつ、その成果が見えてきている気がします。

研究室では修士2年目、嘱託の仕事も3年目となり、仕事や自分自身に対する責任・プライドを強く感じるようになってきました。
不思議とその責任・プライドに重圧を感じすぎることもなく、寧ろ自ら積極的に抱いてるようなイメージです。

今までは、その仕事を遂行している、またはその立場にいる自分自身について考えることに必死で、プライドもくそもなく、這いつくばってきたような感じでした。
もちろん、そのおかげで沢山の経験をし、そこから得た知識、人脈、価値観などは計り知れません。
何事にも直向きにチャレンジし、人より多く経験値を積もうと奮闘してきた日々があるからこそ、今の自分があるのも事実。

でも、自分の理想像を思い描いて、情報や環境の取捨選択を行いシンプルに生きようと考え始めてからは、自分自身に余裕が出来たし、そのおかげで少ない事柄にじっくり取り組むことが出来ています。
私が今少しだけ感じているプライドみたいなものは、このおかげで生まれてきたのかなーと。

人の生き方は人の数だけ存在しますから、正解・不正解なんて決められるものじゃないけど、いまこうして自分自身を認めることが出来るようになってきて始めて、私の選択は間違ってなかったかもなと思えています。

先ほど「シンプルに生きよう」と簡単に言いましたが、私の考えるシンプルとは、自分自身の真の欲求を見定めてそれに忠実になることかなと。
こうしたいああしたい、こうなりたいこうはなりたくない、それらの気持ちは、第三者からの評価・承認を媒介した嫉妬・羨望じゃないだろうか?
本当にそれは、理想像に近づくための欲求なのだろうか?心から自分がやりたいことなのだろうか?

まぁ万人受けする考え方ではないですよね(笑)
でも、理性的で自分に自信がなくて、人の目ばかり気にしてるような方には、ぜひ一度考え直してほしいです。
本当にそれで良いですか?と。

虚勢ではない、
自分自身の軸となる「プライド」、
皆さんは持ってますか?